我々、シラスさん探検隊は、謎の神龍、コッシーを探して、福島県の入水鍾乳洞を訪れた…コソッ。
入水鍾乳洞に到着した我々はその異様な雰囲気を発する洞窟入り口を見て圧倒された…コソッ。
(1号) ここがコッシーの居るとされている入水鍾乳洞かぁ…コソッ。
(2号) 確かにいかにも居そうな雰囲気だねぇ…コソッ。
(3号) さあ、レッツゴー…コソッ。
我々は意を決して洞窟に侵入する…コソッ。
しかし、洞窟には我々の行く手を阻むワナがこれでもか!と仕掛けられているのだった…コワイヨォ。
我々の行く手を阻む、最初のワナは冷たい水…コソッ。
足元が整備されているAコースと違い、我々が進むBコースは足元、時には腰まで水に浸かる場所が存在するのだった…コソッ。
(1号) 何てことだ…コソッ。
(2号) 冷たいよぉ…エーン。
(3号) さあ、レッツゴー…コソッ。
水の冷たさにも慣れ(いや足の感覚がマヒしているのか)た頃、第二のワナが現れた…コソッ。
その名も胎内くぐり、別名、デブの穴だ…コソ、コソッ。
(1号、2号) ボクたちはニョロっとしてるから何の問題もないけど、3号は…コソッ。
(3号) …レッツゴー…ボヨヨーン。
かろうじてデブの穴を通過できた我々はとうとうBコースの最深部であるかぼちゃ岩に到達した…ヤッター。
(1号) うぅーむ、ここまで来てもコッシーは発見できなかったなぁ…コソッ。
(2号) この先のCコースは水深が深くてボクたちシラスでも探検はムリだね…ザンネン。
(3号) …ボ。
(1号) 仕方ない、引き返そう…タイキャク。
疲労の色が隠せないシラスたちであったが、来た道を引き返すことにした…ウーム。
そして、シラスたちが気を許したその瞬間だった!…エーッ。
ヤツが現れたのだった!…エーーーッ。
(1号、2号、3号) うゎーぁ、なんだこいつは…コワイヨォ。
行きには気が付かなかったが、洞窟の天井のいたるところに葉っぱのようなものがぶら下がっていたのだ…エーン。
(1号) こっ、こいつは吸血コウモリに違いない!ボクたちシラスなんか一瞬で血を吸われてしらす干し…じゃなかったミイラになっちゃうぞ…コワイヨォ。
(2号、3号) …コワイヨォ。
冷たい水、デブの穴、吸血コウモリを始め、さまざまなワナをかいくぐり入水鍾乳洞を探検した、我々シラスさん探検隊だったが、神龍、コッシーを発見することは出来なかった…コソッ。
果たして、神龍、コッシーは存在するのか?…コソッ。
我々、シラスさん探検隊の冒険は続く…ノカ?
(おねえさん) コッシーは腰越の怪獣だから、福島の入水鍾乳洞には居ません…キッパリ。それに吸血コウモリじゃありません…カンチガイ。