腰越の老舗しらす料理のこしらす屋、
ここにシラス用のランニングシューズの開発に挑戦するシラスたちが居た…コソッ。
(1号)このシラス用のランニングシューズ、海王が完成すれば、
ボクたち、シラスも湘南藤沢市民マラソンを完走できるかもしれない…コソッ。
(2号)そうなればマラソンを完走した初めてのシラスたちとして、
腰越を有名に出来るね…コソ、コソッ。
(3号)そうだ、腰越のために何としても海王を完成させるぞ…オー。
(八木亜希子風に)
意気揚々とシラス用ランニングシューズ、海王の開発に着手するシラスたちでしたが、
すぐに大きな壁に突き当たります。
(1号)ボクたち、シラスが履くにはこのソールじゃダメだ…エーン。
(3号)もっと軽くて丈夫なソールの素材はないのか…ウーン。
(2号)…コソッ。
(八木亜希子風に)
それからというもの、
シラスたちは新しいソール素材の開発に試行錯誤し、腐心します。
(2号)…ハァ、ハァ。
(1号、3号)どうしたんだ2号…コソッ。
(2号)ボクついにやったよ…コソッ。
ボクたちの海王に最適なソール素材、『シラスレイ』の開発に成功したよ…ヤッター。
(Little Green Monster風に)
Every day I listen to my heart…コソッ
ひとりじゃない…コソッ
深い胸の奥で つながってる…コソッ
(八木亜希子風に)
こうして、
シラス用ランニングシューズ、初代『海王』が完成したのです。
(おねえさん)キミたちはおとうさんのカバンの中だから靴は要らないんだよ…ハシラナインダヨ。
(1号、2号、3号)…。
(八木亜希子風に)
シラスたちの挑戦は続きます。
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